テニス界の革命!? UTSってなに?
皆さん、『UTS』って聞いたことありますか?
UTSとは“Ultimate Tennis Showdown”の略で、直訳すると『究極のテニス対決』です!
セレナ・ウィリアムズのコーチを務めるパトリック・ムラトグルー氏が、
2020年に創設した新しいテニスリーグとのことです。
テニス界に革命を起こす面白そうな試みなので、私のテニスオフでもやってみました。
UTSルールとは?
- 試合形式 10分×4クォーターで試合
- クォーター終了時の獲得ポイント数が多いプレイヤーが、そのクォーターを獲得
- 先に3つのクオーターを獲得したプレイヤーが試合の勝者
- クォーターで10分経過時に両プレイヤーの獲得ポイント数が同じならディサディングポイント(1本勝負)で勝負を決める
- 第4クオーターまで終わって、両プレーヤーのクォーターの獲得数が「2-2」で並んだ場合、サドンデス形式の第5クオーターに突入
- サドンデス形式のクオーターは、2ポイント続けて取ったプレーヤーが勝ちとし、「3-2」で、その試合の勝者となる
「サドンデス」中は、サーブは両プレーヤーが1ポイントずつ交互に打つ
総獲得ポイントの多い選手がサーブかコートサイドを選ぶことができる
先に2連続でポイントを獲得した選手が勝利となる - コートチェンジ:クォーター毎にチェンジ
- サーブ:両プレーヤーが2ポイントずつ交互に打つ
※1ポイント目はデュースサイドから、2ポイント目はアドバンテージサイドから打ちます - ポイントのカウント方法:1、2、3・・・(15、30、40ではない)
- その他、コーチングやUTSカードといった独自ルールあり
『シングルス中級者の集い』バージョンのUTS形式
- 1試合は1クォーター(10分)のみとする
- 10分経過時に両プレイヤーの獲得ポイントが同じならサドンデスで勝負を決める
※サーブは、両プレーヤーが 1ポイントずつ交互に打ちます
サーブでポイントを決めた方を勝ちとする(相手のサービスをブレイクしても勝ちではない)
サドンデスに突入したらサーブはセカンドサーブ無し
コートチェンジ無し - コートチェンジは 1クォーター内で5分経過時(コートチェンジの間は時計を止める)
UTS形式は、『しびれるシングルスゲーム!』
今日初めて、UTS形式のシングルスゲームをやってみました。
結論を言うと、いつも以上にスリリングなシングルスゲームができました。
10分間のシングルスマッチ。そして、同点になった時のサドンデス。
相手より多く得点を獲りにいく攻撃的なテニス。
ゲーム数ではなく、総得点が多いプレイヤーが勝つUTS形式。
そして、ファーストサーブしか打てないサドンデス。
セカンドサーブが打てないので、プレッシャーがかかる。
サービスポイントを決めないと勝者になれない。
とにかく攻撃的に攻めてポイントを獲りにいく。
これがUTS形式。
挑戦することは学びが多い。本当に良い機会だった。
明日からは練習モードをやめて、勝負にこだわってプレーする。