ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(ATP1000)が開幕した。
いよいよクレーシーズンの開幕だ。
昨日は錦織圭 vs T・ベルディヒの試合。
気になるのは、錦織のコンディション。
第1セット、錦織の試合勘が戻っていない印象のゲーム内容。
なかなか流れをつかめないまま4-6、ベルディヒに奪われた。
この試合も厳しいかな・・・というのが第1セットの印象だった。
第2セット。
第5ゲームでベルディヒのサービスゲームをブレイクした後、
一気に行くかと思いきやトレーナーに手首をマッサージしてもらっていた。
ベルディヒのミスが目立ち、このミスに救われた感じだったが、
要所のポイントを逃さず、第2セットは6-2で錦織。
そして最終セット。
ベルディヒはミスが目立ち、気持ちが切れてしまっている様子。
ダブルフォルトも多く、ミスで自滅した感じだった。
錦織は冷静に自分のペースで試合を進め、6-1で試合を締めくくった。
今日のベルディヒはミスが多かった。
そこには元TOP10プレイヤーの面影は無かった。
錦織は、手首の状況に不安が残るが、フォームを変えて取り組んでいる
サーブの改善は上手くいっていて、以前よりサービスエースの数が増えた。
今後、錦織が怪我を減らして長いシーズンを戦うには、プレイスタイルを
変えることも必要だろう。
ストローク戦から短期決戦へスタイルを変えていくということも必要だろう。
フェデラーが良い例だが、特にグランドスラムでは5セットマッチを7試合
戦い抜くことができない限り優勝することはできない。
身体の負担を減らすことは重要だろう。
まだ錦織は試合勘を取り戻している最中。
彼のポテンシャルを信じて、これからも応援したい。