重くてキレがあってバウンド後に伸びていくボール
先週末のチーム練習会でのこと。
3人でシングルスのチャンピオンゲームをやっていた。
相手の2人は自分よりも上手い人達。
2ヶ月前までは1度もチャンピオンを奪えなかった。
しかし、今日は2回奪った。
要因はボールの威力が上がったこと。
チャンピオンゲーム開始後、自分のサービスゲームでのこと。
「このスピードのサーブならどこに打たれてもリターンできるよ。」
と対戦相手に言われた。
自分のサーブの速度は速い方だ。
しかも結構強めのサーブを打っていたつもりなんだけど、確かに相手からは良いリターンが返って来た。
これは事実だ。
そこで素振りの時に意識していることを思い出してみた。
ボールを打球する瞬間のラケットヘッドの加速だ。
肩をリラックスさせて速く腕を振る。これはできている。
しかし、ただ腕を速く振れていれば良いという訳ではない。
打球する瞬間にグリップをグッと握ってスナップを利かせる。
そうするとバウンド後に伸びて重くキレがあるボールが打てる。
この事を意識して、もう1度サーブ。
すると対戦相手はボールに食い込まれてリターンできず、フリーポイントを獲った。
極端に言えば、腕には全く力を入れずにブラブラでも良い。
ボールを打つ瞬間だけグリップをグッと握ってスナップを利かせれば、
それだけでかなり威力あるボールが打てる。
力むと頭が真っ白になって、冷静に試合ができなくなる。
試合中はリラックスして冷静に相手を見ながらプレーすることが大事。
練習は裏切らない。
練習量を多くすれば、自信がつく。
たくさん練習してきた自分を信じて、サーブもストロークもボレーも打つ。
これが何よりも大切なことだ!
まとめ
重くてキレがあって伸びるボールの打ち方
- サーブは三角筋をリラックスさせて、腕を力まず振り抜く
- サーブは肘が先導して腕を振り、鞭のようにしならせる
- 打球する瞬間にグリップをグッと握ってスナップを利かせる
- ムキならずにリラックスして打つ
- しっかり止まってから自分の打点で打つ