学生時代からのテニス経験者は試合巧者
昨日もテニスオフでシングルスをやった。
多摩川緑地広場のクレーコート。
ここのコートは、交通の便は悪いけどいつも予約が取れるし、河川敷で開放感があるので
大好きなコートだ。
しかもクレーコート。
オムニコートのようななんちゃってテニスコートではなく、本物感があって好きだ。
さて、今回の対戦相手は42歳、48歳、31歳と全員が自分よりも年下の人達だった。
ウォーミングアップを見ている限り、テニススクールでクラス分けをしたら
中上級～上級という感じだろうか・・・。
48歳の人以外は学生時代にテニスをやっていた人達だった。
ところが、42歳と31歳の試合が始まると意外な展開になった。
2人とも試合になると別人になった。
『おお～、試合慣れしているな・・・』
2人とも粘り強くラリーを続けている。観ていて面白い試合だった。
学生時代にテニスをやっていた人達は、試合巧者が多い。
とは言っても、フェデラーやナダルと試合をする訳じゃない（笑）
この位のハードルは乗り越えていかないといけない。
今回も楽しいテニスオフになりそうだ・・・。
まずは対戦相手を観察する
次に自分の試合、48歳の人と対戦。
今日の課題は・・・
- 最初の自分のサービスゲームをキープすること。
- 相手を観察して配球を決めること。
まずは、最初のサービスゲーム。
デュース（ノーアド）になったがキープ。
今回は、相手の得手不得手を観察しながらサーブを打っていた。
中上級者以上は、フラットサーブや高速スライス系の速いボールにタイミングを
合わせることは上手い人が多い。
しかし、リズムを変えたキックサーブを混ぜると途端にミスをし出す人がいる。
そこを探りながらサーブを打っていた。
案の定、大きく跳ねるキックサーブをリターンするのは苦手のようだった。
そして、もうひとつ。
打てる体勢なら全てフォアハンドでエッグボールを打った。
とにかく高く跳ね上がるボールを打たせてミスをさせる。これが効果的だった。
相手の苦手なところを集中して攻める
今までの自分は、『サービスエースで決めてやろう』とか
『ズバッとウィナーを決めてやろう』ということばかり考えていた。
しかし、それは間違っていた。
サービスエースやウィナーを決めるには、それまでの伏線がある。
力んで無理に扉をこじ開けようとすると、逆にミスが多くなって
自分にプレッシャーがかかる。
わざわざそんな状況を作るなんて愚かだ。
サーブは、リラックスしてエネルギーを使わない方が良い。
むしろサーブを打った後、相手から返ってくるリターンに
集中して対処するべきだ。
今回は、最初に高速系のスライスを打って相手の出方を観察した。
やっぱりこの種のボールのリターンは得意のようだった。
元から予想していたことだから慌てない。
そして、キックサーブを打ってみた。
クレーコートだからよく弾むし、バウンドもよくキックした。
このボールは打ち難そうだった。
アドサイドのサービスでは、バックハンド側を狙ってキックサーブを
打ち続けた。
すると相手はリターンのポジションをサイドライン寄りで構えた。
センターががら空きだ。
そこで、スライス系のサーブをセンターに打つ。
楽にサービスエースだ。
これが伏線の張り方だ。
こうなると試合運びが楽になる。
そして、この試合は勝利した。
今回の対戦結果は・・・
48歳との対戦：勝利
42歳との対戦：勝利
31歳との対戦：負け
2勝1敗だった。
全勝したかったけど、勝ち越したことは良しとすることにします。
今後の課題は前後の動き
緊急事態宣言が解除されてから、毎週のようにシングルスのテニスオフを続けている。
相手を観察しながら試合ができるようになってきた。
これはすごい進歩だ。
同時に大事な課題を克服しないといけない。
前後の動きを強化しないといけない。
学生時代にバスケットボールをやっていた面影は無く、すっかり前後の動きが鈍い。
これは大きな弱点だ。
前方にダッシュしてボールを処理する時、打ったボールがベースラインをオーバーする。
もしくは相手に『どうぞ打って下さい』というようなチャンスボールを献上してしまう。
この対処を考えないといけない。
今回はドロップショットを打とうしたり、打球する時にラケットでボールを擦って
イレギュラーさせようとして失敗した。
次回は、この精度を上げてみようと思う。
いろいろ考えることは多いけど、やっぱりシングルスは最高に楽しい！
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