こんな方におすすめ
- 中高年テニスプレイヤー
- テニス肘に悩んでいる人
- テニス肘の予防をしたい人
- 何より休日のテニスを末永く楽しみたい人
テニス肘って何だ??
テニス肘はスポーツなどで手首を使った時に発生する肘痛で、別名は上腕骨外(内)上顆炎と
言うそうです。
簡単に言うと、ラケットでボールをインパクトする時の衝撃が手首に伝わって、そのストレスが
肘の筋腱付着部にまで及び痛めることのようです。
テニスが一番発生率が高いそうで、肘の外側(バックハンド)と内側(フォアハンド)の
2つのタイプがあります。
原因はラケットの材質や形状、ストリング(ガット)の硬さによることもありますが、
それらに加えてボールをインパクトする時のボールの受け方にも因ります。
テニス肘は厄介だ!
テニス肘になったら基本は肘を使わないこと。
そうです!テニスをしないこと。というかテニスはできません。
痛みが取れるまでテニスは控えた方が良いと医者に言われます。
これはテニス馬鹿の人達には厄介な出来事ですね。
自分の場合は、同時に左肩の四十肩と右肘のテニス肘になって悲惨でした。
トスを上げようとすると左肩が痛くて、真っすぐ左腕が上がらない。
ストロークではバックハンドの時に肘が痛む。
自分は片手バックハンドなのですが、両手打ちに変えようと悩んだほどでした。
自分はなぜテニス肘なったのか?
当時ウィルソンプロスタッフ90のフェデラーモデルを使っていて、ストリング(ガット)は
ルキシロン4Gで55ポンドで張っていました。
分かり易く言うと言うと、面が小さくてフレーム厚が薄いラケットに硬い素材のストリング
(ガット)のテンションを硬くして張ってテニスをしていたということです。
このような使用状況だとボールをインパクトした時の振動は、バボラのピュアアエロような
フレーム厚が厚いラケットと比べると手首や肘等の関節への負担は大きいですよね・・・。
テニスショップの店員には『テニス肘になる3拍子が揃ってますよ!』と言われました。
それでは、どうすればいいのか?
テニスを始める前に手首と肘と指と肩までのストレッチを入念に行なう。
特に冬場はいつものより時間をかけて行なうこと・・・。
まぁ、面倒臭くてもストレッチはやらないと予防にならない。
それともうひとつストリング(ガット)に着目すること。
特にポリエステルやナチュラルのストリングを硬く張っている人は要注意!
ここは重要なポイントだと思います。
自分の場合は、テニス肘を予防する前にテニス肘になってしまったので、
思い切ってストリング(ガット)をポリエステルからナイロンに変えました。
テニス肘になってから具体的には何をしたのか?
まずはこの3拍子を取り除くためにストリング(ガット)をナイロン素材のものに変えました。
『テクニファイバーXR3』を43ポンドで張りました。
するとインパクトの時の衝撃がものすごく軽くなりました。
ラケットにボールが当たるとボヨ~ンという感じで簡単にボールが飛んでいきました。
ボレーなんて自分のコートのベースラインから相手コートのベースラインまで楽に飛んでいきました。
テニス肘になる前 | テニス肘になった後 | |
ラケット | プロスタッフ90 | プロスタッフ90 |
ストリング | ルキシロン4G | テクニファイバー XR3 |
テンション | 55ポンド | 43ポンド |
皆さん、いろいろ意見や考えがあるが・・・
テニス肘の対策には、いろいろ考え方があると思う。
ストリング(ガット)以外にフレーム厚が厚いラケットに変えてしまうことや当て革を
着けること・・・etc
道具を変えると感覚が変わるので、それを嫌う人もいると思います。
しかし、怪我をしてはテニスが満足にできなくなる。
これは一番嫌なことです。特に私のようなテニス馬鹿にとっては最悪の事態です。
週末の最大の楽しみが奪われることだけは絶対に避けたいです。
休日にテニスを目一杯楽しむための方法として一度試してみてはいかがでしょうか?